
あいうえお順では無いんですけど、赤石岳がNo.1です。伊那谷から眺めた時の姿はさすが山脈名に「赤石山脈」とつくだけあり高さを感じさせます。また、有名な山の割に人が少なく、静かな山行が楽しめます。(季節によりますが・・・・)また、南アルプスは紅葉がいまいちだと言われますが、そんなことは無いと思います。(上の写真を見てください。)これらの理由により赤石岳は私のオススメの山No.1です。
学生の時、毎年星見の合宿が長野県下伊那遠山郷の上村でありました。しらびそ峠に登ると正面に聖岳、上河内岳がそびえているのが見えました。秋になると大沢岳の後ろにひときわ白い山が見えます。地図で確認すると、赤石岳(実際は小赤石の一部)のようです。
車で一つ北の大鹿村へ行くと、小渋川を渡る橋から正面に赤石岳が正面に見えます。赤石岳だけ真っ白で、ひときわぬき出て高く感じます。これは、もっと展望が良いところは無いかとガソリンスタンドで聞くと、「鳥倉林道がいいよ」と教えてもらい、出かけて撮ったのが下の写真です。ちょっと色が悪いですが、最初にこの風景を見たときは感激しました。それ以来、秋になる度に出かけていました。以前はすごい砂利道でオフロードバイクでもちょっと苦労する時がありましたが、最近は道が舗装され、展望台が出来ました。是非、訪問をおすすめします。
私が赤石岳の頂上に立ったのは'90/10月中旬でした。台風が接近している最中で、静岡駅から畑薙ダムまでバスの乗客は私一人でした。椹島まで雨の中がんばって歩き、椹島では台風で一日停滞しました。小屋で一緒だった大学山岳部と別れ、一人で千枚岳を目指して歩きました。結局、小屋まで誰にも会いませんでした。小屋では三伏峠から来た人と2人だけでした。
荒川岳を越え、荒川小屋付近で水を補給しました。(水を探すのに一苦労しました。)ここまで今日は誰にも会いませんでした。小赤石岳への途中で椹島で一緒だった大学山岳部とすれ違いました。(彼らは大倉尾根から登ったのです。)
赤石岳頂上は複雑な地形で凸凹しており、凹部に避難小屋が建っていました。周りに同じような高さのピークがあるため、近くの展望はよくありません。遠景は山ばかりといった感じです。しかし、夜に星を見に外に出ると、意外と町の明かりが見えるのに気がつきました。伊那谷、甲府盆地、静岡方面が明るくみえます。富士山の向こう側の非常に明るい部分はちょうど東京の方向に当るのでしょうか?日本で7番目に高いだけあって、さすがに遠くまで見通せるようです。
当日、避難小屋に泊まるのは私一人でした。小屋の外に小渋川方面から来た1人がテントを張っていました。一緒に小屋に泊まれば良いのに・・・・。
兎、中盛丸山、大沢へ続く
赤石岳にたどり着くまで4日かかり(停滞1日を含む)、途中で3パーティにしか会いませんでした。南アルプスは広く、本当に人が少ないです。



