福島県側の只見町入叶津から浅草岳を往復した。天気に恵まれザラメの大斜面を堪能した。
7:50 入叶津出発
天気は霧だが、谷底にだけある霧のようだ。
霧の向こうにはうっすらと青空が見える。今日は快晴だろう。
国道の除雪は全くされておらず、入叶津の集落で終わっていた。
餅井戸沢にかかる橋の脇に車を止めて出発した。
積雪は1.5〜2m程だ。国道をシール歩行する。
雪はザラメでちょっと硬い。しかし、きれいな雪だ。
国道上の雪崩跡を数箇所越える。
スノーシェッドあたりが夏道の登山道入口のようだ。(電柱で75番程)
先行者がスキーを担いで急斜面を登っていた。
平石山経由なのだろう。
私はもっと先から行くことにする。
8:40 森に入る
どんどん歩き、予定通り87番の電柱から左の森に入った。
電柱の番号がほとんど雪に埋もれていた。
しかし、先行者のトレースがあり迷いようがない。
なだらかな森を登ると林道に出た。
林道をどんどん登った。
夏道と同じ位置で小三本沢を渡った。
沢は雪でおおわれており、問題なく渡れた。
しかし、尾根から沢までは雪がついていない所が多く、沢への下降点は限られる。
反対側の尾根に登った。
ほとんど平らな所を進むと、谷が狭くなり、小三本沢と安沢の出会いに到着した。
安沢側へ進む。
この辺から谷底はデブリだらけになり歩きにくくなる。
デブリは出会いから数えて一本目左側の沢から発生していた。
二本目の沢の登ることにする。
沢に入るとなんと新雪が2cm程積もっていた。
昨日降ったようだ。
谷底を行くが、途中から右の尾根に取り付いた。
しかし、尾根は急でスキーを担ぐ必要があった。
後続は左(東)の尾根に取り付いていた。こっちのほうが楽に登れそうだ。
尾根を登りきると、浅草岳の上部が見渡せるようになった。
ぶなの森の向こうに大きな白い斜面が見える。
ぶなの森をどんどん進む。
途中からぶなが少なくなり、前方に浅草の大斜面が見えてくる。
天気は「風弱く、快晴」状態で汗をかいた。
大木の陰でしばし休む。
大斜面と雪山しか見えない。すばらしい景色だ。
北西に真っ白な守門が見える。今度、行きたいものだ。
ザラメになった大斜面を登っていくと頂上に到着した。
12:20 頂上着
標高差から考えると、意外と時間がかかった。
最初の林道歩きと谷沿いの上下がきいたのだろう。
天気は快晴で雲ひとつない。風も無く、すばらしい春山だ。
眼下に田子倉湖が望めた。
頂上には五味沢からの人が多いかと思ったが、数人いるのみであった。
早坂尾根の下の方でスノーモービルが走り回っているのが見えた。
こんな山で走らなくても良いのに・・・。
しばらく休んだ後、ワックスを十分塗って滑降とした。
13:00滑走開始
昨日降った新雪は早くもザラメになっていた。
その下のザラメは固く、非常に滑りやすい。
大展望を見ながら、大斜面をどんどん下る。
ぶな林に入っても滑りやすい斜面は続き、
あっという間に台地の終点(1150m付近)まで到着した。
行きと同じルートを滑り、小三本沢に到着した。
たった20分程の滑走だった。
ここからはデブリを避けて、谷の斜面を斜滑降で滑る。
谷を再度越え、右岸に上った。
そこから行きと同じように林道を下り、森の中に入り、国道を滑って入叶津まで戻ってきた。
14:50入叶津着
上部の大斜面はザラメで満足できた。
しかし、下部の沢はデブリが多く、いやな感じだ。
林道も長く、思ったより時間がかかる山行きになってしまった。
今度はもうちょっと早い時期に来てみたい。