
11/1 天気晴れ
伊那谷の大鹿村から唐松の紅葉と赤石岳を撮りに行ったのだが、あまり雪をかぶっていないのでがっかり。しかし、せっかく雪が無いのだからどこか登ることにする。以前から行ってみたかった鳥倉林道経由塩見岳往復にする。
10年前に鳥倉林道を通った時はすごい砂利道で大変だったが、今はほとんど舗装されてしまった。林道は登山口の2km程手前で工事中のため通行止になっていた。急いで準備をし、12時過ぎに出発した。工事は排水溝の工事ですぐに終わりそうだった。来年は舗装されているだろう。
がんばって歩き、30分程で登山口(豊口コース)に着いた。標高は1800m程だろうか?車が10台程度停めれるスペースがある。最初は唐松林にジグザグと道がついていて、短い尾根歩きの後、右側へ長いトラバースになる。トラバースが終わると豊口山の稜線に出た。ここで唐松林は終わり、道は原生林の中、稜線の北側にトラバース気味でつけられている。非常に良く踏まれた歩きやすい道だ。途中に細かいアップダウンがあるが、適度な斜度で歩きやすい。私の古い地図(エリアマップ '90年購入)には「倒木多し」と書いてあるが、道は良く整備されており倒木をまたぐ所はあまり無かった。コップがおいてある小川を越えて一歩きで塩川ルートとの合流点だった。そこから山腹をジグザグ歩き三伏峠に到着した。登山口から2時間であった。北沢峠を除くと、南アルプスでもっとも早く稜線に立てるコースではないだろうか?
小屋に荷物を置き、三伏小屋まで水を取りに行った。往復30分程度かかった。当日の三伏峠小屋の宿泊者は6パーティ、12人であった。(三伏小屋は5人泊まっていた。)三伏峠から見る塩見岳は全く雪が無い。間ノ岳、赤石、悪沢が雪をかぶっていているところを見ると、標高3100m程度が現在の根雪のラインのようだ。(向きもあるかな?)
11/2 天気曇り
6:10出発 さすがに寒いが、夜間に天気が良かった割には寒くない。一登りで三伏山に到着する。高曇りのため、非常に展望が良い。御岳、乗鞍、中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳等が見えた。悪沢の北斜面はずいぶんと雪を付けており、スキーに最適ななだらかな斜面だ。パノラマ写真を撮った後、出発した。 だらだらと長い下りの後、三伏小屋からのコースと合流し、本谷山への登りにかかる。だらだらした登りの後、本谷山に到着した。塩見岳が大きく見える。本谷山から立枯の多い稜線を歩き、トラバース気味に下り、最後に森の中を直登する。以前、5月に来た時にラッセルで苦労したところだ。直登をすぎると、斜度が緩くなり、塩見新道と合流すると、すぐに塩見小屋に到着した。この当りからハイマツの高山帯になり、頂上まではすごく風が強く、寒かった。
塩見小屋付近でちょっと休み、すぐに歩き続ける。どんどん斜度がきつくなり、岩場が多くなる。頂上の標識が意外に近く見える。いやな砂礫、浮き石が多 い場所を過ぎ、がんばって登り続けると、9:10にとうとう頂上に到着した。私にとって7年振りの塩見岳頂上であり、2年振りの3000m峰の頂である。雪は北斜面以外にはほとんど無く、北斜面でも5cm程の積雪だった。展望が良いが、下界は雲海で覆われており、上空には薄い雲が広がり、富士山だけが上下の雲をつないでいる。視覚的に横の広がりを感じさせる景色だった。北アルプスは晴れているようで、積雪がはっきり見えた。頂上では転付峠を越え蝙蝠岳経由で来たと言う人と会った。時間があったら行きたいコースだ。
山頂で30分程休んだ後、下山を開始した。行きと同じコースをたどって帰った。本谷山までの緩い登りと三伏山までの緩い登りが足にこたえた。12:10三伏峠小屋着。寝袋等をパッキングし直し、下山にかかる。14:00豊口コース登山口着。紅葉の写真を撮りながら林道を歩き、14:50駐車場着。
後は林道をうろうろし、写真を撮って、赤石荘のすごい展望風呂に入って大鹿村を後にした。
参考に
・三伏小屋の水場は遠い、塩川分岐の直前にある水場で水を汲むといい。
・三伏峠小屋の冬期小屋は狭い(20畳程か?)。三伏小屋の方が広い。
・日が長い時で、足が早い人なら塩見岳日帰りも不可能ではない。
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